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高山市/コモンレール取替/ディーゼル/エンジン出力不良/SDGs

 エンジン出力不良とコモンレール

エンジンチェックランプが点灯し、エンジンが吹き上がらないという不具合の高所作業車をお預かりしました。
故障診断してみたところ、コモンレールの圧力異常と表示されます。

コモンレールとは?
ご存知の方は多いと思いますが、
ディーゼルエンジンの仕組みを電子化したものです。

コモンレールという管の中で燃料を高い圧力で保ち、
電子制御により、的確なタイミングで適量な燃料をエンジンに吹き込みます。

このシステムにより、
燃料の無駄をなくし、充分な出力を実現し、
有毒ガスやススを出さない、環境にも優しいディーゼルエンジンに進化しました。

 コモンレール不具合の判断に至るまで

診断機でコモンレールの異常が表示されていました。

コモンレールの中の圧力が保たれないと、燃料噴射がスムーズにできず、出力不足になる可能性は高いと思われます。

しかし、コモンレールは高額なパーツなので、安易に交換できるものではありません。
エンジンコンピューターや配線、その他関連部品に異常がないかを慎重に調べました。

他に異常がみられないので、やはり原因がコモンレールにあるという判断でお客様に説明し、
コモンレールを交換することになりました。

写真上が今まで作動していたコモンレール、写真下が準備した新品のコモンレールです。

 コモンレールを取り付けします

写真は取付前の状態 → コモンレールの取付け →
インジェクターをエンジン気筒に繋げるのをはじめ、各配線・配管を繋いで完了です。

交換後はエラーコードも正常になったことを確認、
試運転してみるとエンジンの吹き上がりも良好です。

これで問題なく走行できます。

 SDGsに貢献したいという気持ちで

ディーゼルエンジンは排ガス規制の強化、環境対策により大幅に改善されています。

カーボンニュートラルという点では現時点で難しい課題ですが、
燃費向上、環境に配慮していることはSDGsなエンジンと言えます。

当社はこのように、自動車を整備することでSDGsに貢献したいと思っています。

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