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高山市 ハイエース 速度出ない EGR ターボ エラー 排気

 岐阜市 K様より スピード出ない ハイエースの修理ご依頼

「スピードが60㎞までしか出ないんです。」と、お困りのお客様よりご依頼が。
岐阜市より当社へお越しくださいました。

平成20年登録ですので、17年乗られています、走行距離は約20万キロです。

エラーを確認すると、
”VNターボノズル機構摺動異常(F/B異常)”
”EGR流量異常”
2つのエラーが出ています。

 EGR流量異常の点検 EGRとは?

EGRとは・・・?
聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、
実は ”環境に配慮したECOな装置”です。
何がECOなのか?というと、
燃料の燃焼を抑え光化学スモッグ、酸性雨の原因となるNOxの発生を低下させるという装置です。
排気ガスの一部を吸気系に再循環し、燃料の燃焼に使うのですが、
酸素を含まない排気を混ぜることで燃焼温度が高くなることを防ぐのですね。
排気を利用するとは、よく考えられた装置ですね。


 EGRの流量異常を調べます

EGRを取り出してみると、外側はきれいな状態ですが、
中はススが積もった状態ですね。
そして錆も確認できます。
錆があるということは、もしかしてその手前側に問題があるのかも?

手前にあるシャッターボディを確認します。
シャッターボディとは排気を冷やすための装置で
クーラント(不凍液)により冷却されるのですが、
何かしらの原因で水分を持ち、EGRにサビが回ったのかもしれません。
こちらにもべったり汚れが付いています。

更に、EGRで冷やした排気をエンジンへ送り込む
横長の形、インテークマニホールドもススで汚れています。

 ススを落としキレイな状態になりました。

EGR シャッターボディ インテークマニホールド


それぞれキレイになりました。

 ターボのエラーを調べます

もう一つのエラー
VNターボノズル機構摺動異常(F/B異常)
と、難しい言葉ですが ・・

このお車のターボは、吸気圧により出力を変えるタイプのターボなのですが、
吸気量が目標値に達しないために作動しないという不具合という状態でした。
スピードが出ないのは、このエラーも影響していたようです。

通常はターボを丸ごと交換しないといけないのですが、
価格が20万円ほどする高い部品なので、
もし直れば・・・と思い分解してみたところ、
修理することが出来ました。



 無事、修理完了しました

全ての部品を車に戻して、
エラーがないことを確認したら、試乗します。

スピードも出るようになり、快適な走行となりました。

このようにディーゼル車の場合、排気と一緒にディーゼル微粒子も混ざるので、
ススが溜まるのは仕方のないことだそうです。
定期的な点検とメンテナンスが必要ですね!

どうぞ、斐太ヂーゼルへ、お気軽にお問い合わせください。

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